塾長・講師の熱血ブログ

投稿者:okayasu

相手の気持ち

こんにちは。今回ブログを担当するokayasuです。

 

先日、

『学進のブログの愛読者です』

と言ってくださる方がいらっしゃいました。

このような、ありがたい言葉は、

これからの励みになります。

心より感謝申し上げます。

ありがとうございます。

 

 

6月10日月曜日の授業後

ある中3生男子に特別に話をしました。

私は、授業に全力を注いでいるので

授業内容はもちろんのこと、

勉強のこと、進路のこと、

授業態度のこと、生活面のこと

伝えたい内容はすべて授業中に伝えます。

授業後に残して話をするのは

異例中の異例です。

 

そうなった経緯は

『できるのにやらない』

私にはそう見えたからです。

この姿勢は、

できない人にとっては腹立たしい、

周りのサポートを台無しにする、

さらには、自分自身に対する裏切りです。

 

勘違いしないでほしいのですが、

彼は

『やればできる』

という不確かな生徒ではありません。

彼は、

『やってできた』

もともと才能あふれる生徒なのです。

前回の中間テストで

点数が爆上がりして、

本人のポテンシャルを証明しました。

 

生徒と話すときでも

保護者様と懇談するときでも

私は必ず相手の気持ちを考えて話します。

それが塾講師にとって大切なスキルだと思っています。

 

ただ、今回のミッションは

『彼をどのようにしてやる気にさせるか』

でした。

彼の意見は全く聞かず、

私の意見のみを押し付けました。

話をしながら、

なかなかひどいことをしているかも?

と思いましたが、

彼の成長のために全力を注がねば、

私がやらずに誰がやる精神で

押し切りました。

 

だだし、最終的な結論は、

彼本人が決め、自分の言葉で私に伝えなさい

と伝えました。

 

今日がその期日です。

結論は、

『一生懸命勉強します』

具体的には書けませんが、

抽象的に一生懸命やるだけではありません。

受験生なので、点数が出ないと意味がありません。

ある目標点数に向けて、戦うことを決意したようです。

 

極論を言ってしまえば、

人の気持ちはすべてわかることはありません。

ただ、相手を思う気持ちは必ず伝わります。

熱をもって話し、相手に正面から向き合う。

大切なことを再確認できた数日間でした。