塾長・講師の熱血ブログ

投稿者:taguchi

量より質?

 

花園校&小阪校のtaguchiです。

 

勉強は「量より質」が大事だとよく聞きます。

その通りだと思います。

ですが、それはある程度やらなければ分かりません。

 

7月より花園校(中3生)では、勉強記録ノートを始めています。

1冊のノートに、今日勉強した教科と内容と時間数を書き出し、その日に勉強した合計時間数を計算して、ノートの1枚目の用紙に書き出すという単純な作業をしています。

始めた最初の1週間は1日60分の勉強がきつかった生徒がいました。ですが、今では、塾の授業がない日でも塾に来て勉強をやって、そして家でもやって、1日200分、300分と普通に頑張っています。

これは、ある生徒の勉強記録ノートの1枚目です(塾の授業時間や五ツ木や実力テスト系の時間は含んでいますが、塾の授業日数は週3日程度です。10/29は前日の分も含んでいます。)

勉強が得意ではない生徒ですが、校舎ではトップクラスの時間数です。

入塾した中2の頃は、定期テストで学校の平均点も下回っている科目もありました。今でもなかなか400点台には届かないですが、なんとか300点台の半ばに。得意になってくれた数学が85点に。本人は当然やん!という顔をしていましたが、数学の授業を担当している自分がうれしかったのを覚えています。

英語も10月の英語の実力テストでは80点を超えてくれました。

ちょっと疲れも出て、先週には熱を出してしまいました。ただ、熱が出ているにもかかわらず、頑張っています。

そして昨日の日曜日は、11月末の定期テストに向けて、実技科目を含めて、全教科まんべんなく各教科およそ1時間ずつ、約10時間の勉強をしました。もちろん集中できなかった時間もあったと思いますが。

また、学校の提出課題であるノートをまとめたり、漢字の練習をしたりと作業の時間は正直多いので、まだまだ改善すべきところはあります。

しかし、今は定期テストで結果を出す!ということを目標に頑張ってくれています。

 

勉強をするのに、今までやってきたことや今の学力、点数は関係ないと思います。

やっぱり勉強はやっていかなければ、今のやり方が良いのか、悪いのか分かりません。

勉強方法は人それぞれです。

「頑張れる」「努力できる」ことってすごいです。

そして、これを「継続する」ことはもっとすごいです。

ただ、「頑張れる」「努力できる」ことは誰もができることです。

今、できることです。

いつやるか?今でしょ!