塾長・講師の熱血ブログ

投稿者:ihara

文法の補足(3人称単数現在の -S について)

おはこんばんにちは。小阪校のiharaです。

これから、月曜日と火曜日は小阪・花園校の先生がブログを書いていくので、よろしくお願いしますね。

 

ちょうどこの時期、中1は学校で3人称単数を学んでいる頃だと思います。

毎年のことですが、「理屈は簡単なんだけど、問題を解いてみると苦戦をする」

という単元なので、生徒たちは苦しんでいます。

まず、必ずと言っていいほど生徒が疑問に思うのが、

なぜ主語が3人称単数なら一般動詞にsがつくのか」、という問題です。

 

これは諸説あるのですが、

もともと古英語(日本語で言う古語)では、すべての主語(I / You / He など)によって動詞の形は変化していました。例えば、helpは古英語ではhelpanですが、主語によって、helpan – healp – hulpon – holpenと変化するわけです。フルポンってwww って感じでしょ(笑)

だから長い歴史の中で、どんどん動詞の変化が単純になっていって、現在では「主語が3人称単数の時にsをつける」のみになったんですね

 

英語は世界中で使われている言語なので、文法も他の言語と比べて極力簡単になっているんですよ。だから「なんでsつけなあかんねん」とかグチグチ言わないでくださいね(笑)